運動は「脳の修理屋さん」?

最近の研究では、運動が脳の健康を守る働きがあることがわかってきました。特に注目されているのが、「髄鞘(ずいしょう)」という神経の保護カバーです。髄鞘は、電気コードで言えば“絶縁カバー”のようなもの。こ

「筋肉痛」へのマッサージは効果アリ!?

この研究では、60〜70代の高齢者が運動後に感じる筋肉のダメージ(いわゆる“筋肉痛”)に対して、「マッサージ」がどれだけ効果的かを調べました。実験の概要・参加者:高齢者78人(ふくらはぎを使った運動後

扁平足って古くさい話?実は人類史の“永遠のテーマ”

「扁平足(へんぺいそく)」とは、足のアーチが低くなり地面に接している状態で、現代だけでなく、人類誕生以来ずっと続く特徴のひとつ。これは進化の過程で足が直立歩行に適応する中で生じた“未完成な部分”とも言

足の痛み、“足底筋膜炎”だけじゃない?ふくらはぎ(ヒラメ筋)とのつながり

足裏に痛みが出る「足底筋膜炎」は、多くの人が経験する症状ですが、「実はふくらはぎの筋肉や筋膜(ヒラメ筋の筋膜)が関係している可能性がある」ことが注目されています。この論文では、ヒラメ筋とアキレス腱、足

「腰が痛いとふらつく」は本当?科学が教えてくれた事実

年齢を重ねると「腰が痛くてふらつく…」と感じることはありませんか?それ、実は科学的にも証明されている事実なんです。この研究では、世界中の論文を調べて「高齢者の腰痛が、体のバランスにどのように関わってい

予防ができる。未来の腰痛をゼロに近づけるには?

腰痛は多くの人が一度は経験する“国民病”。でも、将来的な影響を減らせる方法があります。2021年の英国スポーツ医学誌のレビューでは、運動プログラム単独でも腰痛リスクを低下。運動+教育プログラムで障害度

なぜ聴力とバランスが関係するのか?

文献では、以下の4つの可能性が指摘されています:・前庭器官との連携 内耳の前庭系(の機能が、聴覚と同様に老化で低下することが知られており、これが姿勢の揺れにつながる可能性があります。・空間認識に使う音

呼吸が乱れると、身体も心も乱れる

呼吸には、実は以下の3つの重要な役割があります。生化学的役割体内の酸素と二酸化炭素のバランスを整えること。これが崩れると、めまい・息苦しさ・疲労感などが起こりやすくなります。力学的(運動的)役割横隔膜

骨盤底筋、意識していますか?“体の内側”から腰・尿トラブルを防ぐ

骨盤底筋群は、お腹の一番下にある“内側の筋肉”で、腰痛・尿もれ・便秘・骨盤帯の痛みなどを防ぐ重要な役割を担っています。 田舎中真由美氏によれば、この骨盤底筋群の機能障害に対し、以下の3ステップで理学療

集団+個別で腰痛が変わる! “あなたに合った”教室の効果

歳を重ねても、「腰が痛い」…そんな悩みありませんか? この教室は、普通の腰痛体操に加えて、理学療法士による個別指導を取り入れたリハビリ教室です。20人の高齢の方が参加し、1か月後にどう変わったかを分析

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