慢性的な腰痛に悩んでいる方、特に腰を反らすと痛みが出る場合、脊柱の柔軟性が重要です。
宮澤俊介氏らの研究によると、体幹を反らす運動を取り入れることで、腰の痛みが軽減される可能性があります。
ポイント:
・脊柱(特に胸椎)の柔軟性を高めることで、腰への負担が減少。
・同時に骨盤の前方移動によって腰の負担を軽減。
・骨盤、脊柱全体が連動して動くことで腰部にかかるストレスを軽減。
おすすめの運動: 背中をゆっくりと反らすストレッチや、ヨガの「コブラのポーズ」などが効果的です。
特に背中の部分を意識的に動かすことでより運動の効果を高めます。 無理のない範囲で行い、継続することが大切です。
参考文献: 宮澤 俊介.「慢性腰痛症(伸展疼痛型)の体幹伸展運動についての一考察 第1報」