仙骨が腰の痛みに影響している可能性があります。
城由起子氏らの研究では、腰椎椎間関節症(LFS)患者の脊柱アライメントと腰痛の関係について調査されています。
この研究では、LFS患者18名と健常者56名を対象に、立位や前屈時の背骨の角度や動きを測定しました。
その結果、LFS患者では前屈の可動域が減少し、胸椎後弯と腰椎前弯、仙骨傾斜との間に関連性があることがわかりました。
つまり、背骨の自然なカーブが崩れることで、腰に負担がかかり、痛みが生じる可能性があります。
特に、仙骨の傾きが背骨全体の姿勢に影響を与え、腰痛の要因となることが示唆されています。
このような姿勢の乱れは、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、日常生活の中で無意識に起こっていることがあります。
では、どのように対処すればよいのでしょうか? まずは、自分の姿勢を意識することが大切です。
また、定期的にストレッチや体幹トレーニングを行い、筋肉を柔軟に保つことも効果的です。
もし、腰の痛みが続くようであれば、専門の医療機関で相談することをおすすめします。 参考文献: 城 由起子, 青木 一治, 友田 淳雄(2009)「腰椎椎間関節症患者の脊柱アライメントと腰痛の関係」理学療法科学, 24(1), 65-69.