骨盤底筋群は、お腹の一番下にある“内側の筋肉”で、腰痛・尿もれ・便秘・骨盤帯の痛みなどを防ぐ重要な役割を担っています。
田舎中真由美氏によれば、この骨盤底筋群の機能障害に対し、以下の3ステップで理学療法的な評価と介入を行う重要性が提唱されました。
1.解剖・機能の理解
・骨盤底筋群は体幹の“インナーユニット”の基礎部分。
・横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群が協力し、腹腔内圧を調整しながら骨盤を支えます。
2.評価の実施
・尿失禁、頻尿、骨盤臓器脱、便秘、骨盤帯痛などの原因をチェック。
・触診・超音波を使って、筋の動き・厚み・収縮力・タイミングを評価します。
3.理学療法的アプローチ
・骨盤底筋に“効く”エクササイズ法を実施。
・他のインナーユニット(腹横筋など)との連動トレーニング。
・日常姿勢や腹腔内圧の使い方を学ぶ習慣指導。
結果として、腰部の痛みや骨盤周囲の不快感だけでなく、排尿・排便機能の改善やQOL向上につながるとされています。
人にはなかなか相談しづらい領域だからこそ、専門家による丁寧な評価とアプローチが大きな意味を持ちます。
📚 参考文献:
田舎中真由美(2007)「骨盤底筋群機能障害に対する評価とアプローチ」理学療法学Supplement, pp. 43–44








