突然の腰の激痛、いわゆる「ぎっくり腰」
実は、その多くが椎間板の問題に起因している可能性があると報告されている。
兵藤弘訓氏らの研究では「ぎっくり腰」患者のうち、約70%が椎間板性疼痛と診断された。
特に、日常の何気ない動作で発症し、両側性の腰痛や傍脊柱筋に圧痛がないケースが多かったとのこと。
この研究は、椎間板の中等度の変性と後方線維輪の再断裂が痛みの原因であることを示唆しています。
つまり、椎間板にストレスが生じて「ぎっくり腰」になっている可能性が高いです。
普段の日常生活から、姿勢を意識したり、運動することで椎間板に過度なストレスをかけないようにしましょう!
参考文献: 兵藤弘訓ら(2004)「いわゆる『ぎっくり腰』における椎間板の関与」臨床整形外科 39巻4号 pp.527-533








