宮﨑哲哉氏の研究によると、特定の方法でお腹にテーピングを施すことで、体幹の深部にある「腹横筋」の活動が促進されることが明らかになりました。
腹横筋は、体幹の安定性を保つ上で重要な筋肉であり、腰痛予防や姿勢改善に関与しています。
この研究では、健常な男性20名を対象に、以下の3つの条件で腹横筋の筋厚を測定しました: テーピングなし プラセボテーピング(効果のない貼り方) 腹部賦活テーピング(AMAT:Abdominal Musculature Activation Taping)
その結果、AMATを施した場合にのみ、腹横筋の筋厚が有意に増加したことが確認されました。
テーピングが腹横筋の収縮を無意識下で促進する可能性があることを示唆しています。
この方法の利点は、特別なトレーニングや意識的な努力を必要とせず、日常生活の中で自然に腹横筋を活性化できる点です。
腰痛予防や姿勢改善を目指す方にとって、手軽に取り入れられるアプローチとして注目されています。
ただし、テーピングの方法や貼る位置には専門的な知識が必要です。
効果的に活用するためには、理学療法士や専門家の指導を受けることをおすすめします。
体幹の安定性を高め、快適な日常生活を送るために、テーピングを活用したアプローチもありかもしれない。
参考文献: 宮﨑哲哉ほか(2014)「テーピングを用いた腹横筋収縮法の試み:外腹斜筋,内腹斜筋,腹横筋の筋厚変化に着目して」理学療法学Supplement, 2014(0), 1365