飛山義憲さんの研究によると、腰痛を持つ人は、下肢を動かす際の体幹筋の活動開始が遅れる傾向があることが明らかになりました。
研究のポイント↓
腰痛患者は、下肢運動時の体幹筋(特に腹横筋や多裂筋)の活動開始が遅れる。
この遅れが、動作時のバランスの崩れや腰部への負担増加につながる可能性がある。
つまり、腰痛があると、無意識のうちに体幹の安定性が低下し、日常動作に影響を及ぼしているのです。
腰痛予防・改善には、体幹の筋肉を適切に働かせるための運動が必要です。
参考文献: 飛山義憲(2020)「腰痛が下肢運動時における体幹筋活動開始時期に及ぼす影響」